キャパンのネゴト

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最終予選のサウジアラビア戦で遂に明白となった「世代交代」とそのコワさについて

ロシアワールドカップの最終予選、最終節。サッカー日本代表サウジアラビア戦。

この試合で「世代交代」のコワさを思い知る。

 

前半

特筆すべきは、岡崎と本田のチームへのミスマッチ。

左サイドの長友、井手口、原口に比べて、右サイドの酒井、柴崎、本田の連携はどうも冴えない。気になるのはコミュニケーションの取り方。連携ミスが起こったときの確認作業は本田が手を上げるだけ。攻守ともに改善の意思がみられず、事実、改善はなかった。

給水タイム。テレビの画面に映るのはハリルホジッチが柴崎に激を飛ばすように指示を出す場面。本田が柴崎の背中を叩く。遠慮しなくていいぞ、というかのように。

すると、柴崎の思い切りが良くなる。徐々に攻撃的意思を持った、縦のバスが増える。しかし、連携ミスとも言えるが、その才能に溢れるパスに本田と岡崎はついていけない。

 

後半

開始とともに本田と浅野がチェンジ。

裏への飛び出しが増える。前半から明らかな穴であった相手左サイドバックの裏への攻撃が可能になり、深くまで抉る場面が増える。ただし、なかなか1トップの岡崎にボールが入らない。入っても収まらない。合っていないのだ。浅野は足下のパス交換ではミスを起こし、不用意なカウンターも増える。

失点。その後の後半20分に岡崎と杉本がチェンジ。

動き出しが良くないのか相手がうまいのか、テレビではそこまではわからないけど、岡崎と変わらないかそれ以下でボールが杉本に収まらない。単調な裏へのボールや無謀なドリブル、合わないクロスが相次いで試合終了。最後はお決まりの「どうやって攻めたらいいのかわからない」状態で負ける。

 

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つづく