キャパンのネゴト

うまく働けない欠陥労働者が日々考えることと目指すもの

ハロー、絶望。ハロー、希望。

 

 

 

ハロー、世の中。

そろそろ下降局面も終わりかなと思ったけどまだまだ底練りの状態が続くみたいだ。

運気も株価も気分も。

朝も昼も悲しくなって夜だけ元気になるよ。

なぜかって、ウィスキーを呑むからね。

 

 

 

ハロー、みんな。

人のことをバカにしてはいけないよ。

昨日はカフェで隣の席に大きな黒人が来た。

お昼の束の間の静寂を破る音でスマホが鳴ると「スミマセンスミマセン」と謝ってきた。

つたない日本語で腰を低く言われたらニコってするしかないよね。

でもしばらくするとまた大音量の音楽が流れるんだ。

もう一度、「スミマセンスミマセン」。

ちょっと呆れて無視してると「アーーーーーックソ!」て。

そんなところまで日本人の真似しなくてもいいのにね。

おれもよくやる。こんなはずじゃなかったのにっていうやつ。

もうなにもないだろうと読書に集中すると今度はビリッビリッビリッ。

誰にも迷惑をかけないけれど誰の関心をも引く音。

だって、平日の昼間の都心のカフェでなにを破る?

なにを破るのか、チラッと見てしまう。

 

 

エロ本の袋とじ。

 

 

 

ハロー、地球。

今日の帰りの電車にロブスターみたいな革靴を履いた人がいたよ。

人と違うものって確かに憧れるよね。

これぞわたしって言わなくても伝わるって嬉しいよね。

でも靴から徐々に目線を上げてみたら、本当にエビみたいな顔だった。

着いた駅で上りのエスカレーター歩いてたらまたロブスター履いてる人がいた。

一日に二回も見るとはね。

 

 

 

ハロー、未来。

あしたもまた下らない、いや上らない一日を過ごすのかな。

24才の大切な一日を「早く過ぎ去ってしまえこんなクソな日々」なんて悲しいね。

でも調子がよくないからこそ生まれる言葉もあるんだよ。

おれはそれを今のうちに摘み取って熟成させようと思うんだ。

腐らないといいけど。

つまり本を書く。いつ終わるかもわからない本を。

 

 

 

ハロー、自分

人のことをバカにしてはいけないよ。

エロ本の袋とじを開けるのもロブスターを履くのも本を書くのも泣くのも媚びるのも死ぬのも喚き散らすのも、

世の中みんな、未来はどうなるかわからないのだから。