キャパンのネゴト

うまく働けない欠陥労働者が日々考えることと目指すもの

金曜日で市川市的なネットワーク難民

 

 

ああ、違うんだ。

こんなことを書きたいんじゃない。

おれはもっとこう、「こんなところ行ってみたいなあ」と思わせるような旅記事とか「こんなこと考えてもいいのか」と思ってもらえるような人間のドロドロした部分とかいい本とか映画とか、そういう、自分の世界観がひとに影響を与えるようなものを書きたいのだ。

 

千葉県市川市のことなんか書きたいわけではないのだ。

でも手が勝手に動く。

久しぶりにパソコンを開けたらから、かな。

 

 

 

 

2年前からずっとフリーテルを使っている。

携帯大手三社を抑えて秋葉原にあるヨドバシカメラ一階の一等地の販売スペースを獲得した栄華から、「made in Japan」なのに劣悪な機器や過剰な格安さから(?)経営破綻に陥る没落もみてきた。

 

ハードは2万円以下で通信料は従量制で大体2000円/月くらいで収まっていたから、機器がひとりでに壊れようが地下鉄では駅でしか電波が通らなかろうがGoogleマップの矢印が進行方向に対して90度右を向こうが許容してきた。

 

しかし遂に、電波が届かなくなった。

10ギガで通信制限になった。従量制なのに通信制限になった。

 

 

通信制限なんて、死語かと思っていたけどこのご時世でもなるんだね。

そして通信制限になると、本当に何にもできないんだね。

LINEのスタンプも読み込めない。オワッテル。しね。

 

 

 

 

きょうは少し遅い春分の日だ。

あまり愉快ではない添乗とその精算を終え、やっと落ち着いて休める。

 

土曜日のルーティーンを一日前倒しで行う。

朝8時頃に目が覚めてベッドの上でコロコロし、飽きたら布団をベランダに干す。

一週間分の洗濯機を回してその間に朝ご飯を食べる。

布団と入れ違いで洗濯物を干し終わった後に掃除機をかけ、そのままトイレと風呂を掃除。

ホコリが散ってしまうから窓は掃除の後に開け、開けたまま次週分の買い物をしにヤオコーへ行く。

コンタクトの洗浄液が切れてしまったから忘れずに。

ホットミルクの気分だから、日が入らなくて薄暗いけどピカピカでいい感じに空気が入れ替わった部屋で、ホットミルクを飲んで一休み。

運動着と水着とゴーグルとタオルと着替えと着替えを入れる袋を用意してジムへ行く。

あんまり走りたくないから時間をかけてストレッチをして、仕方がないと諦めながら5キロを目標に3.5キロくらいで妥協しながら走って、お腹と腕と胸を中心に負荷をかける。

再びウォーキングをしてストレッチして、その後にトレーニングというよりは気分転換みたいな立ち位置な水泳をして、温かいシャワーと冷たいシャワーを浴びて帰る。

帰る途中でなんとなく10分カットに立ち寄って、ロクに髪が伸びていない頭を差し出して意味もなく散髪をする。(これはルーティーンではない、もちろん。)

 

 

平日の休みは実にいい。

ジムには玉手箱をぶち撒けたかのようにジジババが溢れているし、10分カットには春休みで暇なお子様が行列を作っている。ヤオコーでは近所のお母様がレジ打ちのおば様とおしゃべりしているためにレジが2つくらい開店休業だ。

平日の市川市は実に平和だ。

 

 

そして、ジムから帰った後は近所に新しくできたカフェにきた。

住宅街にエアポケットのようにポッカリと出現したカフェだ。

小児科と併設されているけど「お気軽にお入りください」という黒板が出ていたから、お気軽に「Wi-Fi通ってますか?」と聞いてから入った。

 

かれこれ3時間くらいか。

ああ、楽しいな。人の文章読むのも乱雑に思ったままにタイピングも。曰く、ストーキングとゲロ。

 

 

この不思議なカフェは、絶対に客なんか来ない平日にも10時から22時まで空いているし、夫婦が平気で大きな声で会話するし、延々とジャニーズの曲がかかる。チャンチャンチャンパカーナ。

 

ビバ、ネットワーク難民!