キャパンのネゴト

うまく働けない欠陥労働者が日々考えることと目指すもの

Jリーグ第6節、サンフレッチェ広島対柏レイソル。

 

 

HUB神田東口店、Jリーグ第6節、サンフレッチェ広島柏レイソル

ハーフタイム、前半終わって1ー0。

 

Jリーグ第5節にルヴァンカップ、そしてこの試合で3試合連続の観戦である。

秋葉原のHUB、神田のHUB、神田のHUB。

 

 

 

 

HUBはいい。

テーブルチャージがかからないし、お酒が安くてうまい。

気軽に入れてテレビが大きくて、そこにいる人は陽気だ。

 

ドイツではパブがそこかしこにあって、

そのどこへ行っても大きな画面でサッカーが観れたけど、

ここにはそういうところがない。

HUBは貴重だ。

 

HUBが好きだから、ポイントカードも貯めているし、株の保有もしている。

 

 

 

 

サンフレッチェ広島はいい。

 

苦しんだ昨季から、誰の目にも明らかなくらいに守備を改善してきた。

前線から惜しまずに追い立てまくってパスコースを限定し、

ディフェンスラインに至る前の中盤でカットもしくは勝負する。

それを特に真ん中のラインで行って、

サイドに行かれた時にはある程度はしょうがないという割り切りもある。

調子が悪い時には最後の場面で止めることを続けられる忍耐も、今季はある。

 

 

でもやっぱりサンフレッチェと言えばパスである。

昨季に一度捨て去った森保・ミシャのパスサッカー。

それをいま、勝ちを重ねて基礎を盤石にしながら取り戻しつつある。

 

どんな場面でもキーパーから繋ぎ、必ずボランチに当てて食いつかせてまた外へ。

柴崎や稲垣は激戦区で渡されてもまずボールを失わない。

 

目の前でショートパスを、リターン含めて細々と回していたと思えば、

急にふわりとミドルパスで裏をかく。

それか柏が急に横切って切り裂くようなドリブルを開始する。

 

それはビルドアップの段階でも同じで、

ショートパスで創りあげることだけが正義ではない。

油断をすれば水本や野上からパトリックの頭、胸へ一気に飛ばしてしまう。

現実的でクレバーだ。

 

しかも、そんな風に苦労して、時にはショートカウンターで、

深く抉ったと思えば、潔く下げてしまう。

ハリルホジッチだったら激怒するプレーだろう。

でもボール保持、チャンスの拡大、相手の体力消耗で考えれば理に適っている。

ここでも現実的でクレバー。

 

 

それでそれで一番爽快なのは、

そういうなんやかんやがあって

なんやかんやでじっくりと攻めてる時に、

観客ももしかしたら敵もそれに見入ってしまう時に、

フッとニヤッと、「油断してただろう」と、

青山が出すスルーパスだろう。

 

 

もちろん勝ってほしいのだけど、

おれはそんなイヤラシくニヤついてしまうようなサッカーを、後半も観ていたい。

 

 
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